<漫画の描き方>
鉛筆でしか漫画を描いた事の無い様な人や初心者な人も
お気軽に雑誌の様な本格漫画を描いちゃおう!
と言う支援応援ページです。
ここでは簡単に本格的な漫画の描きかたの流れを分かり易く説明いたします。
なお、私の描いた色々な漫画はこちら(クリックで飛べます)
<製作の流れ>
<ステップ1:ネームを描こう>
まあ最初はお話とか考えて文字プロットとかp数振り分けメモとか作って「ネーム」と言う物を描きます。
ネームとは、原稿用紙に描く漫画の設計図みたいな物です。
担当さんとか友達とかに見せないなら自分しか分からない様な適当な感じでいいです。丸や四角だけの様なのでも。
で、ネームはノートやルーズリーフ等に描きます。私としてはルーズリーフをオススメします。
ルーズリーフはファイルに挟むので後で途中にあるpを増やしたり減らしたりとか調節が出来るからです。
以下の様なのです。
えーと・・・まあこれは昔ボツにした「月の涙」と言う漫画(31p予定だった)のネームの冒頭部分なんですが・・・
・・・。
えーと・・・決して小学生のラクガキではありません(一応
つまりこのぐらい適当でいいのです。
<ステップ2:原稿用紙を用意する>
わざわざ説明する必要も無いと思いますが・・・漫画の書き方というか本格的っぽく描くにはまず原稿用紙が必要ですよね。
昔は普通のケントや上質紙に描いていましたが
最近では「漫画原稿用紙」と言う漫画専用の原稿用紙があります。
「漫画原稿用紙」は最初からメモリやらタチキリ線やらがついてて非常に便利です。
しかし「漫画原稿用紙」と言っても大きく二種類あります。
「プロ用・投稿用」と「同人誌用」です。
左が「プロ用・投稿用」 右が「同人誌用」
よく耳にするのが、「同人誌用」の原稿用紙ばかり使っているといざ「プロ用・投稿用」にすると苦労するようです。
ちなみに私はいつも「プロ用・投稿用」で描いてます。
皆さんは好みと状況と場合に分けて選びましょうね。
<ステップ3:原稿用紙に漫画の下書き>
説明はあんまり要らないと思いますが・・・
主には下書きでは「鉛筆派」と「シャーペン派」に分かれます。
・・・他に特に無いよね(汗)?
<ステップ4:ペン入れ>
ペン入れと言うのは下書きした原稿用紙にペンで描いていく事です。
ペンの種類はGペン・丸ペン・スプーンペン(カブラペン)・スクールペン・ミリペン・・・など。
ペンもメーカーや種類によって随分使い勝手が違います。(インクも
自分にあった道具を探していくといいでしょうね。
インクは主にパイロット社の製図用・証券用・・・そして漫画用等がユザワヤとかでは売ってます。
安易に漫画用に手を出さず、製図用・証券用インクも試してみてください。
個人的には製図用は証券用などよりスラスラ描きやすいですが、水性なので水などに触れると
にじんだりながれたりしてしまいます。
証券用は(確か)耐水性ですが、ケシゴムですぐ消えてしまう上に製図用より絵が描きにくいです。
漫画用は・・・ノーコメントで。
ちなみに私の場合は漫画の枠とフキダシ部分はミリペン(0,7ミリ)を使い
人物等の普通のものはGペンで描き(インクは製図用インク。)
効果線・集中線・背景画・もしくは細密部分を描くときは丸ペンを使います。
「背景の描き方」と言うのは少し毛色が違うんですけどね(苦笑
まあでも背景の書きかたも基本以外人それぞれですし・・・
最初はまず枠からやってくのが普通です。
枠線はミリペンやカラス口等で描いていきます。
カラス口は使いにくいですが万能性が高く、ずっと使えます。
ミリペンは使い勝手がいい反面線が消えやすく、消耗品です。好みでどうぞ。
えーと・・・さっきの下書きのページじゃ派手さに欠けるので別の原稿のページで。
<ステップ5:集中線・効果線を描く>
集中線や効果線は現代の漫画には無くてはならない物です。
これがあるだけでスピード感や演出が色々出せたりします。
集中点を決めたりして丸ペンで線一本一本を集中して根気良く書いていきましょう。
ついでに擬音もマジックやミリペンで描いておきました。
それとスカートの柄も書き忘れてたので追記。
<ステップ6:ベタ塗り>
墨汁やインク等で面相筆等を使って塗っていきます。
マジック等で塗るのは簡単ですが邪道だと言われています。
私は開明墨汁で塗っております。
<ステップ7:ケシゴムかけ>
下書きのときに書いた鉛筆やシャーペンの跡が残らないように綺麗に消していきます。
MONO消しゴムがオススメです。
紙がしわになら無いように気をつけて一方向に向かって消していきましょう。
<ステップ8:ホワイト修正>
ポスターカラーホワイト等を少し水に溶いて使ったりします。
細かい部分は面相筆につけたホワイトをGペン等に塗って描いていきます。
コマからはみ出した線や人物にかかった線や、擬音の周りをホワイトでぬいたりします。
擬音の周囲を白く抜く理由は、そうする事で絵から擬音が分けて見られるので読み易くなるからです。
簡単なので時々修正液(修正ペン)でやったりする人が居ますが、それは邪道とされています。
<ステップ9:トーン処理>
トーン処理とは、スクリーントーンと呼ばれるペン等では上手く表現できないような柄
が印刷されたシールの事です。
スクリーントーンは無数の点が集まって出来た柄で構成されているので、印刷したりしても消える事はないようになっています。
スクリーントーンは手塚治虫(現代の漫画システムを構築した漫画の神様といわれる漫画家)等のいた昔
は一枚1000円ぐらいでしたが、現在ではデリーターのスクリーントーンは300円ぐらいで購入できます(柄にもよって値段が違います
それでも消耗品で使いにくくて沢山使うとお金もバカにならないので、スクリ−ントーンをほとんど使わない人も多いです。
現在第一線で活躍してるあまりトーンを使わない有名な漫画で言うとブリーチやワンピースでしょうか?(少し前はドラゴンボール?
ただし、トーンを使わないと色々効果表現が難しいですね。
「効果表現を使いたい。でもトーンはイヤ!」と言う人は「カケアミ」等の技法を使えるようになると良いでしょう。
さて、トーンといいましても、実はこれが一番作画と言うかなんというかでは一番奥が深いと私は思っています。
まず基本的スクリーントーンの使い方は絵に貼る分の必要なトーンをカッターで切り抜いて絵に貼ります(余裕のあるように切る方が良いです
そして、絵に貼ったら当然はみだしていますよね?
そのはみ出した部分を絵にあわせて上手く切り抜いていきましょう。
初心者にありがちな失敗は、原稿用紙ごと切り抜いてしまうと言う事ですね(汗
なれれば力加減も分かってくるはずなので練習あるのみです。
しかし、トーン技術は実に奥が深いもので、実に数多な応用技があります。
ですが、このページはあくまでも「鉛筆でしか漫画描いた事のないような初心者」のかたを一番の対象としてるので
トーンの応用技の紹介はほんちょっとだけ&詳しくでは無く単純かつカンタンにして説明させて頂きます。
えー、まずトーンの応用技でまずカンタンなものがトーンをカッターで削ると言うものがあります。
これはカッターの刃をねかせて、シャッシャッとあまり力を入れすぎないように原稿に貼ったトーンを削っていきます。
こうすることで空に浮かぶ雲や、金属などの光沢・やわらかなふんいんき・・・等のように様々な事に使えます。
なお、トーンの削ったクズというかカスは、、肺に入ると非常によろしくないので、出来ればマスクを着用すると良いです。
あと、セロテープを丸めたものでペタペタしてトーンの削りカスを取っていきましょう。(空気に舞わないように
あとはトーンを重ね張りする事でモワレやグラデーションを表現したり、影の部分として表現するかさねばりの技法や
貼ったトーンの上からカッターで削ったり・もしくホワイトで抜いていく事によって電撃などの特殊効果を出す応用技まであります。
作例1↓
作例2↓
まだ他にもいくつも細かくトーンの応用技はまだかなりあるのですが全部かくと長くなるので省略します。
まあ他にもトーンにかかわらず、ペン等により「カケアミ技法」はたまたは「ベタフラ技法」
のようにこまか〜く様々な色んな漫画の技法はあるのですが、そういったものを全て書くと延々と続いてしまうのでここらへんで。
(そういった更に詳しく色んなことを知りたい方は本屋で技術書や専門書でも買う事をお勧めします
なお、現在pc技術が発達し「コミックスタジオ」等のようなパソコンでトーンとか色々出来ちゃうようになっています。
そういったものは原稿にペン入れ作業をした後は、全部pcでベタ・ホワイト修正・複雑なトーン効果処理等がお手軽に出来ちゃうそうです。
(そういったパソコンでペン入れ以外の作業をして編集して描いている漫画で言うと「ハヤテのごとく!」「さよなら絶望先生」「ネギま」等が有名です
ちなみにペン入れすらもアナログでしないでペンタブで書いてる漫画家も居るそうです・・・凄いですね(汗
そういう訳で最近ではパソコンで漫画を作るデジタル漫画が増えてきていますが
漫画賞をとったり持込をしたりなどの新人時代とかではパソコンではなくアナログに手で作った方が断然評価がいいそうです。
パソコンだと色々ごまかしたり何度でも修正できたりしますが、アナログではそうはいかないので、その人の本当の実力が分かるからだそうです。
だからもし漫画家になろうと思ってる方が居ましたら、パソコン作業で漫画作るのはデビュー後にした方が良いそうですよ〜。
ですが、同人誌およびただの趣味で漫画書くだけの人なら最初から最後までパソコンで作った物で全然いいので御安心(?)を〜(^^)。
なお、WEB漫画(WEBコミック)においてはコミックスタジオではなく
フォトショップ(Photoshop)やピクシア(Pixia)・PictBear SE・Hyper-Paint・・・等の様な普通のお絵かきソフト(?)のグレースケールで
塗ったりしてる人も多いです。
WEB漫画も基本的に皆趣味で書いてる人ばかりなので全部pcで書いたものでも何でもOKなのです(笑
ちなみに私は犯罪レベルにまでメカオンチなのでパソコンで絵がかけません(汗
だから私の場合全部漫画はアナログにガリガリ手作業で作った物です(汗
駄目駄目です(汗
大分無駄話もしてしまいましたが、以上が大まかな漫画のかきかたです。お疲れ様でした。
本当は私みたいな18歳(少なくともこのページを作ってる時点では)のただの普通の学生が偉そうに書きかたなんて教える
資格も立場もレベルも無いのですが
すこしでも皆様のお役に立てたらなと思いましてこのページを作りました。
どうでしたか?貴方も一つやってみませんか?
漫画を描くのは楽しいですよ。
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